後部座席リアエアコンが効かない！原因は？対処法は？【車のエアコン】

暑い夏の時期。車に乗っていると、フロントのエアコンは効いてるのに、リアエアコンは全然効かずに、温風が出てしまう…。

その原因と対処法はあるのでしょうか？調べてみました！！

リアエアコン（リアクーラー）とは？

日産のデイズルークス、後部座席にエアコンの風を送るのだが、天井を通過するので出てくる風が灼熱 pic.twitter.com/5U8RUcZ7ji
— たかな＠高側道から高速道路を愛でる人 (@takana_sokudo) July 28, 2019

車両後部座席に設置されているエアコンのことです。リアエアコン、またはリアクーラーなどと呼ばれています。

車のエアコンは、暖房と冷房を使うときで仕組みが全く違います。

暖房は、
エンジンの熱を利用して風を温める仕組みを使っています。

なので、エンジンをかけた直後は、エンジンが温まってないため、暖房をつけても常温の風が出てしまうということになります。

エンジンは車を動かすのに大きな熱量を発生させているので、自然と温められるということですね。

「サーモスタット」と呼ばれる、エンジンの温度上昇を管理する役割を果たす部品があり、この部分が不具合を起こしていると、暖房がききづらい、エンジンの不具合にもつながります。

また、冷却水が減少していると同じく暖房がききづらくなるので、
一度、点検に出してみるのがよいかもしれません。

冷房は、圧力をかけたエアコンガスを使って、気化するときに周りの熱を一緒に奪う”気化熱”の仕組みを利用して風を冷やしています。

エアコンガスを利用して風を冷やしているので、エアコンガスが不足していたり、漏れているなどしていると冷えなくなり、エアコンがききづらくなってしまいます。

やはり、さまざまな内部の不具合が重なっていますので、点検に出してみるのがおすすめです。