こんにちはユキです。
今回ご紹介するのは「メメント」!
私の好きな映画監督の作品のひとつで、その作風に観たら確実に引き込まれるはずです!
目次
『メメント』(原題:Memento)2000年
点数:4.4/5.0点満点中
「記憶」を物語の軸に置いた作品です。
その物語自体も面白いんですが、この作品の構成がすごくて、今までに観たことのないような作品だと感じると思います!
監督は?
監督は、クリストファー・ノーランです!
私の大好きな監督で、どの作品も面白い作品ばかりです!
その映画監督の出世作になります!
キャストは?
レナード・シェルビー - ガイ・ピアース
ナタリー - キャリー=アン・モス
テディ - ジョー・パントリアーノ
主な登場人物はこんなところですね!
キャリー=アン・モスはマトリックスでトリニティ役を演じてますね!
ジョー・パントリアーノも、マトリックスに出演しており、この映画で再度共演を果たした形ですね!!
あらすじは?
主人公のレナードは、ある日、自宅に押し入った強盗によって、妻を強姦され殺されてしまいます。それに気づき、犯人の一人を射殺するのですが、もう一人いた犯人に自身も襲われてしまいます。
その際に頭部に損傷を負ってしまい、10分しか記憶が保てない身体になってしまいます。
10分しか記憶を保てないため、覚えておきたいことや人物は写真に撮ったり、こまめにメモを取ることで補います。
そして、絶対に忘れてはいけないことは自身の身体にタトゥーを彫り、文字通り刻み込みます。
絶対に忘れてはいけないこと……。妻が強姦し殺されたこと。そしてその犯人の手掛かり。
妻を強姦し殺した犯人を、自身の人生をかけて見つけ出し復讐を果たそうとする男の物語になります。
おもしろいポイントは?ラストから始まる逆再生?
冒頭でお話ししたこの映画の構成ですね!
この映画、なんとオープニングがラストシーンなんです!
何を言っているかよくわからないですよね?
普通、A⇒B⇒C⇒D⇒Eと時系列順に進んでいくのが当たり前ですよね。
でもこの映画は、E⇒D⇒C⇒B⇒Aという順番で進んでいくんですよ。(厳密にいうと、E⇒A⇒D⇒B⇒Cかな?)
1ブロックが10分ほどになっていて、ラストシーンから始まり、どんどん10分毎にさかのぼっていくんです。
この手法によって、視聴者も主人公同様に「10分前に自分が何をしていたか」というのをわからないまま映画を観ることができるんですね!
例えば、いきなり誰かに襲われ逃げているシーンが始まるんです。誰に襲われてる?なぜ逃げている?など主人公は必死に考えます。そんな感覚を視聴者も味わえるわけですね!
こんな映画観たことない!間違いなくそう思うことでしょう!
まとめ
10分しか記憶が保てないという要素を題材にして、それを視聴者にも同様に感じさせることができる手法を編み出すなんて…さすが天才です!
サスペンスとしてももちろん面白いのですが、そういった手法にも目が光る作品となってます!
普通の映画に飽きちゃった人はぜひ!!
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