こんにちはユキです。
今回ご紹介するのは、「ミスティックリバー」!
暗めでシリアス。そういった映画が好きな方にはおすすめです!
『ミスティック・リバー』(Mystic River)2003年
点数:4.5/5.0点満点中
暗めのサスペンスで観た後に余韻が残る感じでおもしろい映画なんです。
ショーンペンがとてもかっこいい。
あらすじは?
舞台はイギリス。
幼馴染の少年3人。ジミー、デイブ、ショーン。
3人は道路で遊んでいたときに、ちょっとしたいたずらを思いつきます。
それは舗装中の道路がコンクリートが固まり切ってないうちに落書きをしてしまおうというもの。
ですが、そのいたずらがある警官に見つかってしまいます。
ちょっとした子供のいたずらでしたが、その警官は3人のうちデイブだけを車に無理やり乗せ、連れ去ってしまいます。
実は、連れ去ったのは偽警官。
デイブを誘拐し、監禁、性的暴行を加えます。
数日経ちデイブは解放されましたが、肉体的にも精神的にも大きな傷を負ってしまいます。
3人ともこの事件により、深く衝撃を受け、そこから疎遠になっていきます。
その事件から、25年後…。
3人とも大人になり、犯罪組織から足を洗い雑貨店を営むジミー、ごく平凡な家庭を築くデイブ、そして刑事のショーン。
それぞれ異なる道を歩んでいましたが、25年経ち、ある事件によってまた3人は再会します。
ジミーの愛娘が何者かによって誘拐され遺体として発見されるのです。
ショーンは刑事としてその事件を担当することになります。
ですが、被害者のジミーは悲しみ、怒り、娘を殺した犯人を絶対に許さないと誓い、元犯罪組織だったことから、手下を従え警察とは別に自身でも犯人に復讐すべく動き始めます。
そんなさなか、デイブの妻がある告白をします。
「夫が犯人かもしれない。」と。
デイブはその事件の日、夜遅く、血まみれでとても動揺した様子で帰宅してきたのだ。
その様子を見ての告白だった。
デイブは幼少期のトラウマがある。ジミーはデイブを疑い始めます…。
キャストは?
ジミー - ショーン・ペン
デイブ - ティム・ロビンス
ショーン - ケビン・ベーコン
ホワイティ・パワーズ - ローレンス・フィッシュバーン
セレステ・ボイル - マーシャ・ゲイ・ハーデン
この作品に登場するショーン・ペンは、序盤の犯罪から足を洗っているときはとても気のいいおじさんといった感じですが、
娘を失ったことによる怒りから犯人を捜そうとする姿は、まさに「ボス」の風格漂う印象です。とても男らしくカッコよい感じです。
まったく真逆の風貌を同作品で使い分けられるのはすごいですよね。
監督は?
監督は、クリント・イーストウッドです!
俳優として有名な方ですよね。実は、映画監督としても大きな成功を収めています。
「グラントリノ」「アメリカンスナイパー」「ミリオンダラーベイビー」「運び屋」など様々なヒット作を手掛けています。
また、元々俳優だったこともあり、監督兼出演も多い監督ですよね。
クリント・イーストウッドの作品はどこか暗めなものがよくありますね!
暗くてシリアスな作風が好きな方には、とてもマッチする映画監督ではないでしょうか。
おもしろいポイントは?
犯人は一体誰なのか?が面白い
まずは、サスペンス要素ですね。
ジミーの娘を殺した犯人はデイブなのか?ほかの人間なのか?
なぜ殺されたのか?など謎が多いですよね!そこが見どころだと思います。
幼馴染の3人の人間模様にも注目
元は幼馴染で仲良しだった3人が、2度の事件によって、心が離れ互いに敵視していく人間模様にも注目です。
ショーン・ペンの渋くて「悪のボス」という風貌がかっこいい
個人的には、ジミー役のショーン・ペンが渋くてワルな感じがとてもかっこいい…!
革ジャンが渋くてかっこいいんですよ!
まとめ
全体的に暗くシリアスな展開で、観終わった後に、グサッと心に何か刺さるような余韻が残るのではと思います。
渋さのある映画でとても見ごたえあるので、ぜひご覧ください!