今回ご紹介するのは、映画「キングダム」。
原作漫画は、累計6,400万部を突破している大ヒット漫画です。
山崎賢人主演で実写映画化されましたね。
続編も気になるところということで、ご紹介できればと思います。
目次
映画「キングダム」2019年
点数3.5点/5.0点満点中
元々、原作である漫画の「キングダム」が好きで読んでいました。
海外のマーベルやDC作品などと違って、日本の漫画実写化は失敗もちらほら見かけますよね。
特に、現代の話ではなかったり、SFやファンタジーのような内容だと失敗している印象です。
その反面、「デスノート」や「カイジ」など心理戦が主になっている作品は成功している印象です。
といった意味で、「キングダム」が実写化される話をきいたときは、あまり期待していませんでした。
ですが、観てみたところ、殺陣やワイヤーアクションは迫力あるものになっていました。
また、本場中国でのロケを行っているとあって、宮殿などリアルなものになっていて違和感は感じませんでした。
また、気になるところが、キャラクターの原作との違いです。
原作のキャラクターや風貌と、実際の実写キャストがイメージと違っていた…。という話は漫画実写化ではよく耳にする話です。
今作では、その違和感は全く感じませんでした。
主人公の信や政の雰囲気も原作に似たものを感じることができました。特に、王騎将軍、成蟜は、原作のイメージにとても近いキャスティングで素晴らしいなと感じましたね。
今作が終わったところからの続きが原作ではだんだんと盛り上がる場面でもありますので、続編への期待は高まるばかりですね。
映画「キングダム」のあらすじは?
舞台は、紀元前、春秋戦国時代の中国。
秦国に主人公の信は、奴隷の身分として生活をしていた。
同じく奴隷の漂と、この奴隷の身分から抜け出そうと心に誓い、そのためには天下の大将軍になることだと、2人で剣の稽古を毎日つけ合っていた。
ある日、秦国の大臣である昌文君が2人が住む家の近くを通りかかる。
漂を見た昌文君は、王宮で仕えることを提案。天下の大将軍になる夢の第一歩としてその提案を漂は受け入れ、王宮へと向かっていった。
だが、ある夜、傷だらけで息絶え絶えの漂が戻ってきた。
実は、漂は、秦国の大王である政と瓜二つであることから影武者としての役割の為、王宮へと連れられたのだった。
漂から伝えられた場所へ行ってみると、そこには政の姿が。
同じ夢を志した友が、影武者として殺されてしまったことに憤慨する信だったが、
すぐそばに政の命を狙う刺客が迫っているのであった…。
映画「キングダム」のキャストは?
信 山崎賢人
政/漂 吉沢亮
楊端和 長澤まさみ
河了貂 橋本環奈
成蟜 本郷奏多
王騎 大沢たかお
壁 満島真之介
昌文君 高嶋政宏
映画「キングダム」は原作ではどの部分?
原作の漫画では、1~5巻部分になります。
信が天下の大将軍になる夢を持ち、奴隷の身分から脱却するため毎日稽古をつける冒頭の部分から、クーデターを起こした成蟜から王座を奪還するために奮闘する場面まで描かれています。
映画「キングダム」の続編・パート2はあるの?
キングダムの続編・パート2が制作決定が発表されました。
続編では、信の天下の大将軍への第一歩である初陣が描かれます。
そして、秦国内外から、より強大な敵が現れます。
区切りとしては、初陣編、暗殺者襲来編、馬陽攻防編の5~16巻あたりまで描かれるのではないかと言われています。
映画「キングダム」の続編・パート2でのキーマンは?
秦国大将軍・王騎
まず今作でも大きな存在感を示した、秦国大将軍・王騎ですね。
次回ではより深く信と関わり合っていくことになります。
羌瘣
今後、信と幾度と関わり合いを持つことになる、無口で謎の多い人物です。
秦国丞相・呂不韋
同じ秦国の人間でありながら、元商人出身でありながら、最も大王の座に近い人物とされている人物です。
知略と財力を兼ね備えており、相当な野心家として、政陣営と敵対することになります。