こんにちはユキです。
私の「お寿司」が大好きで、ストレスがたまった時とかに、奮発してお寿司食べに行こう!って行ったりするんです。(本当にたまに…。)
ある時、普段よりもっともっと奮発して、回らないお寿司屋さんにいったんですが、
せっかく普段来られない回らないお寿司屋に来たので、
いつも食べられないお寿司も食べたい!と思い、いろいろ頼んでたんですよ。
そこで聞いたことのないお寿司に出会ったんです。
「鮭児」と書かれていて、値札には「時価」と書かれていました。
まず名前が読めない!笑
何も知らない私は、「そこに書いてある、さけ…ご?ください」と注文しました。
板前さんは、半分驚いたような顔でした。
それもそのはず。この「鮭児」、幻の魚とも呼ばれるほど希少なものだったんです。
読み方も知らないような私が気軽に頼める代物じゃなかったんですね…。笑
ということで、今回は「鮭児」を調べてみました!
目次
鮭児の読み方は?
「鮭児」と書いて「けいじ」と読みます。
さけごではなかったんですね。笑
先に知っておけば恥ずかしい思いをしなくて済んだのに。。。笑
鮭児って何?どれくらい希少なの?
名前の中に「鮭」の文字が入ってますよね。
簡単に言うと、鮭児とは”とても希少な鮭”になります。
どれくらい希少かというと、
普通の鮭が10,000匹獲れるのに対し、鮭児はたったの1~2匹だそうです!
本当に希少ですよね!希少すぎて、
鮭児を証明する、証明書が発行されているんです。まるで宝石ですよね!
ちなみに私が食べたところにも鮭児の証明書がしっかりと貼られていました。
鮭児は何が良いの?
一般的に鮭は、日本の河川で生まれ、海に出て育ち、また元の川に卵を産むために戻ってくるというものなんですが、
鮭児はロシアのアムール川で生まれた鮭で、海に出た日本の鮭に混ざって日本の方に来てしまい、漁獲される鮭のことなんですね。
なので、鮭児は、生まれてから2~4歳ほどのものが多く、精巣や卵巣がまだ未熟で、産卵することもないので、卵に栄養分を取られることもないということで、普通の鮭より希少でおいしいとされているんですね。
その証拠に脂肪率を比べると、
普通の鮭が2~15%なのに対し、
鮭児は、なんと20~30%!通常の2倍なんです!
身に脂がしっかりとのっていて、全身がまるでトロのようだと称されています。だから、とてもおいしいんですね!
値段はいくら?
調べてみると、
1切れで3,000円~5,000円ほど、1尾だと10万円以上しちゃうようです!
30万以上の文字も…!?
やはり、これだけ希少な魚だと高値で取引されているようですね。
とても高級食材!!
ちなみに、私が食べたところでは、「時価」となっており、
その当時は、1貫2~3,000ほどでした!
お寿司1貫で、普通のお寿司屋さんだったらお腹いっぱい食べられるくらいの値段ですね!やっぱり高級!!
「鮭児」と「時知らず」の違いは?
鮭児と似た、「時知らず」と呼ばれる希少な鮭がもう一つ存在します。
漢字だと、「時鮭」とも書くそうです!
これ絶対読めないですよね!笑
普通、鮭は秋に獲れるのですが、時知らずは文字通り季節外れに獲れる鮭のことを呼ぶそうです!
つまり、秋以外に獲れる鮭のことをいうんですね。
時知らずも鮭児と同じロシアのアムール川生まれの鮭です。
餌を求めて日本の周りを南下してくる若い鮭のことをいうんですね。
産卵するために戻ってきたわけではなく、餌を求めてまぎれてきた若い鮭なので、栄養分を失われてない脂ののった鮭になるんですね。
脂肪率は、普通の鮭<時知らず<鮭児の順で高くなるそうです!
どんな味なの?
脂肪率が通常の鮭よりも倍以上も高いため、全身がトロのような状態になっているともいわれている鮭児。
一体どんな味なのでしょう?
私が実際に食べてみての個人的な感想になってしまいますが、
脂肪率が高く脂がのっているという字面なので、とても脂っこくて脂酔いしちゃうんじゃないかと思っちゃいそうですが、
実際に食べてみたとき、脂っこさは全く感じず、むしろ濃厚な味わいでありながらもあっさりとした風味でした!
そして、鮭って独特の臭みのようなものが多少感じられると思うんですが、
この鮭児はその臭みがまったくなく、鮭が苦手な方にも食べられるような食べやすい味わいでしたね!
さすが高級なだけありますね!
鮭児はどこで食べられるの?
数は多くないですが、通販で購入することができるようです!
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1尾だととっても高い!!笑
時知らずだともうちょっと手の届くお値段になります。
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お給料日やボーナスの時にたまには贅沢もいいかもしれないですね!
ちなみに私がお寿司で食べた鮭児は、築地で食べました!
場所を忘れちゃって。。思い出したら追記したいと思います!
おわりに
皆さん!鮭児を食べたくなってきたんじゃないでしょうか!
幻の魚ですから、ぜひ人生に一度は食してみてはいかがでしょうか!